ソレノイドとは（2）へ

DCソレノイドの絶縁階級（耐熱温度）は、コイルに使用されている線材・絶縁物の耐熱許容温度によって決定されます。 当社のソレノイドは「A種絶縁(105℃)」が標準です。	表4. 絶縁階級別最大許容温度と適用コイル線材
	絶縁階級 最大許容温度 適用コイル線材 A種 105℃ 油性エナメル線 E種 120℃ ポリウレタン線 B種 130℃ ポリエステル線 F種 155℃ シリコーン線 H種 180℃ テフロン線 ポリアミド・イミド線

ソレノイドの絶縁階級は周囲温度と温度上昇との和で決定されます。

標準品はA種(105℃)となっており、基準周囲温度40℃・温度上昇65K（deg）以下になるような消費電力に設定されています。周囲温度によっては、同じ消費電力のコイルを使用しても絶縁階級を変更する必要がございますので、ご検討・ご注文の際は、必ず想定環境温度をお知らせ下さい。

弊社では、当サイトに掲載しております標準的なプル型ソレノイドのほかにも、消音型・自己保持型などの特殊タイプのソレノイドも製造可能です。

また、異常発熱による発煙や焼損を事前に防止するためのコイルへの温度ヒューズの内装、回路保護のためのダイオードの内装も承っております。詳しくはお問い合わせ下さい。

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